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 離婚調停 申立書類が 来た

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電話022−212−3773
離婚・面会交流・保護命令・家族再生・連れ去り対策・夫婦のやり直し

夫婦の別居にまつわる問題を多く手掛けています。私が担当した事案をご紹介し、なぜ成果が上がったのかについての分析を行い、特に夫婦のやり直しを視野に入れた事件についての戦略について説明をしています。あわせて日ごろの事件の取り組みの中で考えていることをブログにしているので一部ご紹介します。



家事・家族・離婚・親子交流事件の私の実績

 

母親側代理人父親が子を連れて四国の実家まで連れ去った事案。現地の家庭裁判所で、監護者指定・子の引き渡しの審判で母親の申し立てが認められる。現地に行って引き渡しの執行を行う。但し、その後父と母は離婚を回避して同居を再開した。期日外に夫の話をよく聞いた事案。

 

母親側代理人。父親による乳児の連れ去り。監護者指定・子の引き渡しの審判で母親の申し立てが認められ、母親に乳児が戻った事案。

 

父親側代理人。妻が子どもを連れて別居。妻申立ての保護命令が出されていたが父親の代理人として面会交流申立。妻からも離婚が申立てられて、結局は離婚と面会交流が成立したが、調停合意を超えて、成立後数か月で宿泊付き面会が実施され、定着し、現在は共同養育のような状態になった。追記:間もなく復縁されるというご報告をいただきました。

 

母親側代理人。夫が子どもを連れて実家へ。調停を申し立て、ほぼ共同養育のような形で調停成立。

 

父親側代理人。妻が子を連れて別居。母親が保護命令を申し立てたが却下。子どもの虐待を疑われて逮捕、書類送検されたが不起訴。

 

父親側代理人。妻が保護命令を半年後に更新申立て。この段階で代理人として活動し、当職が代理人になった以外に何も事情が変わらないのに保護命令を出した裁判官が妻を説得して申し立てを取り下げさせた事案。

 

父親側代理人暴力が無いのに暴力があると主張して母親が離婚等申立。子どもの学校関係者や医師らが、事実関係を知らないのに裁判所に子どもとの面会に消極の意見を出した。それらの事情の効果を出させず、試行面会を大成功させて、離婚にはなったものの、子どもとの定期的面会を実現させた事案。

 

父親側継続相談。妻が子どもを連れて別居し、離婚を申し立ててきたが、父親と戦略を練り、争わない対応に終始した結果、面会交流が実現した上、妻と子どもが帰ってきて家族が再生された事案

 

母親側代理人。母親が精神的問題で単独別居。父親は収入が無く、パートの母親に婚姻費用と離婚を請求した事案。一審離婚認容、子の親権を父親とした。二審から母親の代理人。母親の精神悪化が、時系列的に見て過去の夫の暴行に原因があったことなどを主張するとともに、親子の交流を復活させて、高裁で子どもの親権者を母親に変更して和解した事案。

 

父親側代理人。実際のDVがあり離婚。父親が反省し、少しずつ代理人と母親の信頼関係を形成し、父親側の祖母と子どもたちの面会を成功させ、10年近くを経て子どもたちと父親の面会を実現させた事例。

 

母親側代理人。母親に子どもが付いて行ってしまって父親が残された事案。母親の新居を父親宅の近くにして、子どもがいつでも父親に会えるようにした。しかし、父親が傷ついてしまっていて、面会に消極的だった事案。粘り強く面会を求めて、定期的な面会が実現した事案。

 

担当した事件が係属した裁判所 仙台家裁、同すべての支部。青森家庭裁判所弘前支部、盛岡家庭裁判所、盛岡家庭裁判所一関支部、山形家庭裁判所新庄支部、福島家庭裁判所、福島家庭裁判所郡山支部、宇都宮家庭裁判所栃木支部、四国の家庭裁判所等

 

継続相談、直接面談、ズームでの面談相談も行っています。子どもを連れて出言った妻が自宅に帰ることになったという報告をいただきました。

私の実績の理由

 

1 子ども利益のために

  私が親子の再生事案に強い意識を持って関わることになった最大の理由は、子どもの利益のためです。別居後、離婚後何年かしてから、子どもの精神への影響は強く出てきてしまうようです。中学、高校時代から過食、拒食を繰り返したり、リストカットをしてしまったりして、極端な引きこもりになり、精神科の入院、退院を繰り返すようになって、成人になった子どもたちを偶々同時期に何人か見たり、学校関係者の方々からお話を聞く時期がありました。

  そのうちの一人は、父親側の代理人となり母親の関与のない面会交流を実現したところ、お子さんがどんどん安定していって、友達との交流が復活したり、学業に戻ったりして、現在は社会人として活躍されるようになりました。

  家族のきずなは、子どもが健全に成長するにあたって必要なことだということを実感しました。その後、色々な研究論文を読んでいくと、私の実感は科学的にも認められていることがわかりました。法律の世界でも、子どもの利益のために親が努力をするべきだということが真理であると定められているのですが、実際の実務では必ずしも子どもの利益の優先という課題が徹底されていません。このため、親子再生について私が取り組まなければならないと考えるようになりました。

  ともすれば、子どもの取り合いが両親の感情を高めてしまうことが多いのは致し方ありません。しかし、感情のままに主張をしあうことをしてしまうと、裁判所からはどっちもどっちだという決めつけがされてしまいます。子どもの利益を最優先にすることによって、客観的な主張が可能になり、裁判所を動かすことができるようになります。

  国や地方自治体等公的な機関は、子どもの利益を最優先しない政策や家族の分断につながるような政策を行っているように感じられます。子どもの利益を科学的に把握して主張していくことが求められていると強く感じています。

2 不合理な別居親に対する扱い

  子どもを連れ去って別居する場合は、特に母親側の場合は夫のDVを理由として主張することが多いです。しかし、その多くの事案で実際にはDVが存在しないことが証拠上明らかになっています。それにもかかわらず、行政や警察の相談では、相談を受けてDV相談になった場合は、相談をしただけで妻を「被害者」と呼び、その夫は「加害者」と呼称されます。行政や司法でも加害者とされた夫は、不合理な不利益を受けます。

  法律家として、このような行政や司法の不合理な扱いは是正されなければならないと強く感じています。

  また、このような行政など支援は、妻側の心理的状態を悪いままに固定することもあります。公平に、客観的真実に基づいて、関係調整をすることで、両親と子ども、関係者一同が幸せに向かうようになるということが私の結論です。

3 心理学、精神医学、記憶の学習に基づいた関係調整の視点 争いをしない解決

  夫婦の間でも、実際の出来事を超えて、自分が攻撃されているように感じたり、相手の行動を恐怖に感じたりすることが多くあります。人間の「恐怖、嫌悪、憎悪、不安」の感情は、必ずしも客観的事実を反映したものではありません。つまり、夫婦関係をこじらせる一番多い原因が、誤解と思い込みだと私は感じることが多くあります。

  思い込みを抱かせやすいのは、意外なことに身体疾患です。専門医の説明を受けたり、文献を紹介してもらったりして、理由なく不安を抱かせる疾患や傷害を学習して、思い込みDVなのではないかという視点を持つと、むしろお互いの主張がよく理解できるようになります。

  しかし、当事者であり、かつ夫婦という継続的関係にいる者同士は、なかなか自分が攻撃された事実が、誤解や思い込みによるものだということを理解できません。当然だと思います。私ですらそうですから。ただ、このような視点を持つと、無駄に感情を高める必要が無く、冷静に事態をコントロールすることができるようになります。それが理解できないと、こちら側の合理的な対応、正義感情によって相手を余計に感情的にさせてしまう誤りをしがちです。

  「思い込みDV」という視点は、相手を攻撃するための視点ではなく、合理的な解決の方法論を見つける視点です。

 


夫婦のやり直しを視野に入れた事案の私の戦略

家族再生のための戦略 私の方法論 面会交流が実現し、家族再生に進むために

 

夫婦の争いになってしまうと、双方が感情的になってしまうことは誰しも経験していることだと思います。どうしても、双方が自分にとって不合理なことが起きていて、自分を守らなければならないと考えていると、つい相手の感情を逆なでするようなことを言い合ってしまい、感情対立がエスカレートするだけです。これでは、いつまでたっても冷静な話し合いはできず、戦略が立てらえません。

 

どちらかが冷静になって成り行きをコントロールしなければ家族は崩壊に向かってしまいます。それを防ぐためには、感情対立の根元である「自分」を守るということを一度やめなければなりません。「自分を守る」という無意識の行動から、「自分たち家族を立て直す」という意識的行動に切り替えることがとても有効です。

 

つまり、「自分を含めた家族全員の状態」がどうなっているかという大きな視点で物事を見るように意識することです。例えば「現在夫である自分は妻から不合理な攻撃を受けている。不合理な攻撃を受けた自分は悔しいし頭にきている。一方妻は自分を攻撃しているが、その理由が考えてみれば自分ではよく理解ができない。何か原因があるに違いない。その原因はなんだろう。妻は事実にないことや針小棒大なことを言っているが、よくよく考えるとやっぱりおかしい。また、ずいぶん不安を感じていることは間違いがなさそうだ。不安を感じるようになった原因は何か。自分かそれ以外か。また、二人の間に挟まれて、友達からも家からも、自分からも引き離された子どもはかわいそうな思いをしているな。子どもや家族にとってベストの方法はこうだ。ベストの方法に近づくためにはこうだ。」という考え方をすることが解決を強力に進めます。

 

しかし、自分が今不合理な攻撃をされているのに、このように自分を守らず自分たちを守るということは感情的に難しいことです。結局ここができるかできないかが、面会交流が進むか否かの分水嶺になることが多いようです。それがわかっていても、つい自分だけを守ろうとするのが、私たち人間のようです。

 

つまり、家族全体の視点を意識的に持つということで打開する可能性が飛躍的に高まることはわかっているのですが、自分だけを守る視点を捨てて家族全体の視点を持つということはそう簡単なことではないということです。

 

私が行う第1は、家族全体の視点を持ち続けるお手伝いをすることです。

 

一般に思い込みDVの事案は、同居親が感情的になっていることの根元に、漠然とした不安があることが大きいです。この不安を解消するために夫を攻撃するという図式がかなりの割合の離婚紛争事案に見られます。丹念に事実関係を整理しながら、同居親の不安を解消するアプローチを進めていきます。但し、どうしても同居親の不安が軽減できず裁判になってしまうこともありますので、注意深く進めていく必要もあり難しいところです。この微妙な判断とアプローチが私がお手伝いをする第2点目です。

 

結局は、家族というチームを作ることで不安が小さくなるか、離婚することで不安を小さくするかという選択を同居親に求めていくことになります。別居親は目に見えない相手と同居親の安心感をめぐって綱引きをしている状態だとイメージを作っていただきたいと思います。

 

第3点目は、味方を増やしていき、みんなで同居親を励ましていくことです。魔法にかかっているわけではないので一度に覚醒するということは無く、少しずつ陣地を広げていくというペースでいくしかありません。

 

相手と面会交流が実施できるまでの信頼関係を築き、その延長線上にさらなる家族再生があるという構えでいることが肝要であるようです。

 

成功例から導かれたこのような大きな3つの流れを作ることが私の戦略です。

 

ご注意いただきたいことは、それぞれのご家庭には個性があります。相手の状態を正しく分析して個別の事情に対応していくことが大切です。


私のブログ「弁護士の机の上」から

夫婦間紛争に見る同居中の夫婦の典型的な行き違い 1 買い物編

出て行った妻に対して「話し合いを求めること」が逆効果になることについての注意喚起

思い込みDVなのに、なぜ夫に対して攻撃的感情が生まれて、持続するのか 怒りの原理と確証バイアスの構造

調査官調査に対して子どもが別居親に「会いたくない」と言う理由

思い込みDVによる子の連れ去りから子どもとの面会交流ができるようになる行動

 保護命令の事件の相談を受けた弁護士の先生方へ
 

千字式第1回 性格の不一致、価値観の違いの本当の意味と、家族を安心させるという価値観 コロナ禍を活かした家族メンテナンスのヒント1

 
 
 
 
 
 
 
 

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