行うことは、この通りシンプルなことですが、実行はなかなか難しいことです。
理由としては、
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そもそも連れ去り別居や離婚請求で、こちらが否定されているのだから、頭にくることは当然のことで、防御のための攻撃態勢に無意識に入ってしまうこと
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真面目過ぎる、正義感が強すぎる、公正さを求めすぎる、細かすぎるということが客観的にはあります。これ、元々の性格もあるのかもしれませんが、むしろ伴侶から否定されて、子どもとも会えないという過酷な状況の中で生じる感情という側面も確かにあると思います。物事を被害的に受け止めやすくなり、些細なことでも自分が攻撃されているかのように反撃にすぐ移るような臨戦態勢の心理になってしまっているのだと思います。
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なかなか効果が表れないということも作戦の遂行困難になる要因です。
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相手方の思い込みが病的に強い場合も多く、それが成功を妨害するということも少なくありません。
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相手方の環境が、むやみに相手方をちやほやする環境であることが案外多く、そのような「ぬるま湯から出たくないという心理」が働いてしまうということもよく見られることです。
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